悲しみを収蔵する方法

2019 
アクリル、カラー写真(24点)、テキスト
サイズ可変
光漏れの部分に曲げた複数の写真立てで構成される作品です。

写真の「壊れた所」を「それぞれユニークな所」に変換し、壊れた物の保存方法を考察することで、悲しい記憶の取り扱い方という課題と向き合いました。

悲しいことがあった時や他人の苦痛を共感する時、感情を抑える場合が多いです。それは日常に戻るために必要な手段かもしれないですが、壊れたもの全部捨てたら、心の一部も空っぽになります。悲しい記憶を残し、それの適切な保存方法を見つけたかったです。